第5章
スポンサード リンク
結婚披露宴の成功とは!?
結婚披露宴の出席者は家族だけの12名。食事会ではなくまぎれもなく、それは立派な披露宴なのです。いやそれこそが理想の結婚披露宴かもしれません。あなたの選択のために伝えたい家族だけの披露宴。
それは12名の結婚披露宴
新郎新婦、ご両家のご両親様、新郎の妹、新婦の弟、
新郎の祖母と叔父叔母夫妻、新婦の祖父。
総勢12名、言ってみれば家族だけの結婚披露宴です。
こうした披露宴では司会者とサービススタッフだけが赤の他人です。
その分、司会者やスタッフの動きは目立つのです。
全てはご両家ご家族の皆様のためのサポートになります。
では私たちはどんなサービスを心がけたのでしょうか。
まずはその会場がご両家のためにある空間であること。
遠慮することのないご両家のスペースだと感じて頂くこと。
そのために司会者がいます。司会者はお二人の入場前から
雰囲気づくりをはじめます。
スポンサード リンク
新郎新婦の入場前から司会者はコミュニケーションをとる!
ご家族一同がすでに披露宴会場に揃っている状況なら、担当キャプテンからお二人の入場の合図を誰よりも待っているのが司会者です(笑)
それは冗談としても、いざとなれば司会者は敏感にその空気を読み、声量もおさえ、目の前にいるおひとりずつに語りかけていくでしょう。
ほぼ、マンツーマンでサービスをしますが、おひとりだけに集中するわけにはいきません。限られた時間でのお祝いです。
マイクを向けるなら、事前の打ち合わせで伺っていた情報をもとに NGにならない人をチョイスしなければなりません。
マイクを向けるのは絶対にNGと言う人も時にはいますが、今回のように身内のみと言うケースでは、雰囲気がよければ、そのNGがNGでなくなってしまうこともあります。
ご両家の交流が深まるのは!?
家族12名の披露宴なら「新郎新婦の入場です!!」と言うお決まりのパターンにこだわることもありません。ご芳名帳も、引き出物もご祝儀も、ご家族同士で決めれば、その日でなくても可能です。
「新郎新婦の入場です!」と入場したお二人が家族と同じ長円形のテーブルの中央に到着して披露宴が始まります。
新郎がウェルカムスピーチをして、司会者がお二人を紹介します。ミニダルを開いて、新婦のお父様の発声で乾杯!
そして祝宴に入り、食事がはじまります。
おそらく家族だけなら食事だけでいいのでは?と思い、実際に食事会の形をとる人もいます。
が、披露宴らしくするなら身内の司会者ではなくプロ司会者を立てることも大事でしょう。
プロ司会者の手慣れた運びで乾杯をすれば、そこからは家族の時間です。ご両家の交流が深まる時間となるのです。
サービススタッフと司会者の連携
乾杯後、祝宴に入り、12名の家族だけの時間が始まると、第3者であるサービススタッフは細やかな気遣いをしながらメニューや進行にそってサービスに力を尽くします。
司会者はトークはしても雰囲気づくりのためのトーク、サービスや会話の間を見ながら、食事や雰囲気を壊さないようなトークをします。
食事や会話が弾んで、プログラムが進行しているかのような、もちろん、ご両家の交流が進むようなトークで雰囲気作りです。
それはサービススタッフと司会者の目に見えない連携の時間でもあるのです。
家族だけの披露宴に結婚の本当の姿を見る
自分を育ててくれたご両親様、ご両親様を育てた祖父祖母がいて、兄弟姉妹に囲まれて迎えるお二人の結婚披露宴がイメージできますか?
ご両親様のような幸せな家庭を築きたいと願う新郎新婦がいて、二人に幸せになってほしいと願うご両親様がいる。
さらに、お兄さんとお姉さんの幸せを願う妹と弟がいて、家族全員の幸せを願う祖父も祖母もいる家族だけの披露宴。
結婚してお二人が作るべき家族の理想がそこにあるのではないでしょうか。得たいと思っても得られないかもしれない結婚の本当のすがたが家族だけの披露宴には潜んでいるのです。